黒ずみの原因の一つは「普段の食べ物」だった?
気になる女性も多いお肌の黒ずみ。デリケートゾーンや脇など、様々な箇所に黒ずみはいつの間にかできてしまうものです。紫外線や喫煙・飲酒、ストレスなどが原因となることも多いのですが、普段の食事がお肌の黒ずみを招いている可能性も。透明感のある若々しいお肌を目指したいアナタにおすすめの食べ物をご紹介します。
黒ずみを避けるために気を付けるべき食習慣とは?
なぜ、黒ずみと食生活に関係があるのでしょうか?
肌のターンオーバーを健全化させる
日々摂取する食事は、様々な栄養素で身体を構成していきます。健康体を維持するための栄養がしっかりと補給されていなければ、肌も健康的に入れ替わってくれません。また、肌自体が弱くなってしまうと、摩擦の影響から黒ずんでしまいやすくなります。
そのためデリケートな脇など、肌がこすれる部分は黒ずみが発生してしまいがち。お肌を強く、健康的に維持するためには、健全なターンオーバーを促す栄養素を摂取する必要があります。
毛穴に注意!
毛穴も黒ずみの理由の一つです。摂取する油分が多い、オイリー肌・乾燥肌などの理由で、毛穴は簡単に詰まってしまい黒ずんでしまいます。油分の多い食生活は改善する、オイリー肌・乾燥肌用のケアを行う、といった対処が黒ずみ解消への第一歩です。
また、脇やデリケートゾーンの剃り残しや毛の埋没なども黒ずみにつながります。肌の油分は食生活によって左右されますから、食事を見直して健康的なもっちり肌を目指しましょう。
どんな食材が黒ずみ対策には効果があるの?
黒ずみを解消するための食事とは、「肌にいい栄養素を摂取できる食事」です。では、肌のターンオーバーを促し、肌にいい栄養素が多く含まれている食材にはどんなものがあるのでしょうか?
タンパク質
人間の身体は6割が水分でできていますが、その次に多い成分がタンパク質です。身体の2割を構成しているタンパク質は、肌を作るためにも欠かせません。またタンパク質は、黒ずみの原因となるメラニンも排出してくれます。
女性の場合、一日に必要なタンパク質の目安量は55g。タンパク質には肉や魚などの「動物性タンパク質」と、大豆やイモ類などの「植物性タンパク質」があり、2種類のたんぱく質をバランスよく摂取する必要があります。
ビタミンC
美容目的でも多く使用され、お肌の味方として広く知られるビタミンC。抗酸化作用があり、肌をもちもちにしてくれるコラーゲンの生成も促してくれます。できた黒ずみの解消だけではなく、「黒ずみができにくい肌」になりたい人におすすめ。
ビタミンA
表皮の下層には真皮という肌の層があります。この真皮に働きかけて肌のターンオーバーを促してくれる栄養素がビタミンAです。お肌の抵抗力や免疫力を引き出し、健康的な強い肌を生み出すサポートをしてくれます。
ビタミンAには、うなぎやレバー、チーズ、卵に多く含まれる「レチノール」と、カボチャやニンジンなどの緑黄色野菜に多く含まれる「カロチン」の2種類があります。ただし、妊娠・授乳中などはビタミンAの過剰摂取に注意してください。
亜鉛
肌のターンオーバーを活性化させてくれる亜鉛。古い肌と新しい肌を入れ替えることから、黒ずみを消す効果もあると期待されている栄養素です。牡蠣やカシューナッツ、煮干し、乾燥海苔などに豊富に含まれているとされています。
日本人女性は特に摂取量が足りていないと指摘されている栄養素なので、普段の食生活の中で意識して摂取してみましょう。
ビタミンE
抗酸化作用が強く、「若返りのビタミン」とも呼ばれているビタミンE。メラニンの生成を妨害し、肌の新陳代謝を促してくれます。血流が悪くなりやすい毛細血管を拡張させ、血行改善を促す効果もあり、潤いのあるお肌を取り戻してくれます。
肌に潤いがあると、脇などのムダ毛処理でできた毛穴も目立たなくなってくるのでおすすめです。ウナギやカボチャ、オリーブ油、ごま油、アボカドなどの食材の中に多く含まれており、ビタミンAと一緒に摂取することで効果もアップします。